2012年から始まった “BEST BODY JAPAN(ベストボディジャパン)”
カラダを鍛えている人は1度は聞いたことがあるかもしれません。
フィットネスブーム到来を予感させるとても良い大会ですね。
私も現在、ベストボディジャパン2015 さいたま大会を目標にトレーニングを行っております。
そんな中、
そもそもベストボディジャパンってなに?
ボディビル?
まだまだ知名度が高いとは言えません。
そこで、ベストボディジャパンについて詳しく解説したいと思います。
目次
ベストボディジャパンとは?
ベストボディジャパンは健康的で美しく、そしてカッコイイカラダを競う、
『世界初の男女年齢別ミスター&ミスコンテスト』です!
ボディビルとは違い、筋肉の大きさを競う大会ではありません。
また、カラダを競う大会ではありますが、
外見の雰囲気、ファッションも審査基準となります。
見た目においてのトータルバランスが問われる大会です。
日本にフィットネスの文化を広めようと、2012年より始まりました。
大会内容
大会は予選と決勝の2部制となっています。
予選で選ばれた上位15名が決勝に進むことができます。
(※2015年は決勝15名)
予選
予選では “上半身ハダカ”、”下半身デニム” でパフォーマンスをします。
↓↓
2016年大会から、
予選はサーフパンツとなります。
詳しくは下記記事をご覧ください ↓↓
1組 10名前後でパフォーマンスを行います。
まず、全員一斉に “規定ポーズ” を行います。
“規定ポーズ” とは、
- 1.フロントポーズ
- 2.サイドポーズ
- 3.バックポーズ
- 4.フロントポーズ
この4つのポーズです。
その後、一人ずつのフリー演技となります。
フリー演技では、
- 1.中央までウォーキング
- 2.フリーポーズ(2ポーズ)
- 3.元の位置までウォーキング
ここでは、一人での演技のため、大変な注目を集めることができます。
その中でのフリーポーズは好きな演技を自分で考えて行います。
詳しくは実際の動画をご覧ください。
予選の全組みが終了すると、今度は “ピックアップ審査” があります。
ピックアップ審査とは、もう一度見たい!という人を審査員が選び、再度パフォーマンスをすることです。
一説には、決勝進出ラインギリギリの人をピックアップして、判断する場とされています。
すでに決勝進出が確定的な人は呼ばれない傾向にあります。
こちらは選ばれたメンバー全員で規定ポーズを一斉に行います。
1組目のピックアップ審査が終わると、今度はメンバーを入れ替えて再度ピックアップ審査が行われます。
このピックアップ審査を2〜3回繰り返します。
(※多い人だと2回3回とピックアップ審査に呼ばれることもあります)
詳しくは実際の動画をご覧ください。
決勝
決勝では “上半身ハダカ”、“下半身サーフパンツ” でパフォーマンスをします。
↓↓
2016年大会から、
決勝はベストボディジャパン
公式ボクサーパンツ着用となります。
詳しくは下記記事をご覧ください ↓↓
決勝に残れるのは “15名” と狭き門となっております。(2015年大会現在)
8名、7名の2組に分かれてパフォーマンスをします。
予選と同様にして、全員一斉に “規定ポーズ” を行います。
その後、一人ずつのフリー演技となります。
決勝のフリー演技では、
- 1.中央までウォーキング
- 2.フリーポーズ(2ポーズ)
- 3.ステージ左端までウォーキング
- 4.フリーポーズ(2ポーズ)
- 5.ステージ右端までウォーキング
- 6.フリーポーズ(2ポーズ)
- 7.元の位置までウォーキング
3箇所で”合計6ポーズ” と、大変見せ場の多いパフォーマンスとなります。
詳しくは実際の動画をご覧ください。
決勝の2組が終了すると、予選同様に “ピックアップ審査” があります。
この決勝でのピックアップ審査は予選でのピックアップ審査と違い、“順位を決める戦い” ですので、たくさん呼ばれた人、最後まで残っている人の方が順位が高い傾向にあります。
またこの決勝のピックアップ審査は大会の中でも一番盛り上がるところです!
選手も観客も熱が入り、ベストボディジャパンの醍醐味を一番感じられる瞬間ですね!
こちらも実際の動画をご覧いただき、熱気を感じてもらえればと思います。
審査基準
1.バランスの良いボディ(健康美)
筋肉が極端に大きかったり、一部分だけ発達していたるするカラダは、バランスの観点から見てベストボディジャパンでは対象外となってしまいます。
逆に、多少細くても、胸、肩、腕、背中、腹、満遍なく均等に筋肉がついている人は決勝に残っている気がします。
また、決勝に残るために、6パックはマストと言えるでしょう。
2.筋肉を主張しすぎないポージング
肉体を見せるコンテストであるにも関わらず、ポージングは筋肉を主張しすぎないポーズが評価対象となります。
ボディビルによくあるダブルバイセップスやサイドチェストのようなポージングは減点対象となります。
3.スマートなウォーキング
ポージング同様、筋肉を主張しすぎて胸が張りすぎていたり、背中を広く見せようと脇が甘々に空いていたりするウォーキングは減点対象となります。
あくまでも姿勢の良いスマートなウォーキングが基本です。
4.知性、品格、誠実さ
男女共、ステージ上、会場内での知性や品格が求められます。
オーラにも似た表現になってしまいますが、堂々としつつ謙虚な立ち振舞が評価ポイントとなります。
まとめ
上記のポイントからもわかるように、
あくまでも”健康的でカッコイイカラダ” がコンセプトですので、
バランスと自然体の美しさが評価ポイントとなります。
逆に言えば、しっかりカラダを作りこみ、
スマートな立ち振舞ができれば、決勝進出も見えてくるでしょう!
(※しっかりカラダを作りこむのが大変なのですが….笑)
コンテストの部門
コンテストの部門は男女それぞれ年齢ごとに4部門ずつに分かれています。
ミスターベストボディジャパン部門
- ・フレッシャーズクラス(18〜29歳)※高校生は不可
- ・ミドルクラス(30〜39歳)
- ・マスターズクラス(40歳〜49歳)
- ・ゴールドクラス(50歳〜年齢無制限)
ミスベストボディジャパン部門
・ガールズクラス(18〜25歳)※高校生不可・レディースクラス(26〜34歳)・ウーマンズクラス(35〜44歳)・クイーンクラス(45歳〜年齢無制限)
↓↓
2016年大会から女性のみ
クラスの年齢区分が変更に
なりました。
詳しくは下記記事を参照ください ↓↓
ベストボディジャパン 男女各クラスの年齢別区分の統一を決定!
大会についてのまとめ
2012年よりはじまったベストボディジャパンですが、過去の大会にもたくさんの芸能人や有名人が出場しています。
有名なところで言うと、
2014年大会での俳優 “金子賢” さん
ミドルクラスにおいて、東京大会1位、日本大会 準グランプリと華々しい成績をおさめております。
その実績を引き下げ、2015年には自身が自らボディコンテストを開催しました。
↓↓その内容については別記事で詳しく書いておりますので、是非ご覧ください^^
同じく2014年大会でのお笑い芸人 “レイザーラモンHG” さん
ミドルクラスにおいて、関東オープンで優勝、東京大会 ファイナリストという成績をおさめております。
お笑い芸人の “小島よしお” さんも2014年大会、2015年大会と連続出場をし、大会を盛り上げています。(2014年 名古屋大会 ファイナリスト)
また、この大会を機にパーソナルジムを開業されて活躍されている方も多数いらっしゃいます。
初代ベストボディジャパン ミドルクラス優勝の “有馬康泰” さん
今はフィジークの選手もされており、圧倒的な筋肉美を誇っております。
私も初めてベストボディジャパンを知ったとき、色々と検索をして調べている最中、名前が出てきたのが有馬さんでした。
↓↓今は東京でパーソナルジムを経営されており、私も一度はご指導をいただきたい方の一人です。
そのくらい今はフィットネスを志す人にとって注目を浴びる大会となってきています。
年々応募人数も多く、2015年のベストボディジャパン 東京大会では、応募者数過去最多の 1252人のエントリーがありました。
今後、どんどん応募者が増え、大会に出場するだけでも大変になってくるでしょう!
観客も楽しめる大会
トレーニングを開始したばかりの人は特に見に行くべき大会だと思います!
私自身、過去のベストボディの大会をYouTubeで見て、
『自分もあの舞台に立ちたい!』
と明確な目標を持つようになりました。
明確な目標ができると、トレーニングのムダがなくなり、また、自然と膨大な知識を蓄積することができるようになりました。
結果としてガリガリだった私でも、2015年のベストボディジャパンに参加できるレベルまで鍛えることができています。
おそらく、この大会に出たい!と思っていなかったら、この先ずっと ガリガリのままだったな…と
また、筋肉好きの人や女性にも楽しめる大会となっております。
なんせミスター部門だけではなく、ミス部門もあるため、
鍛えぬかれたナイスバディーの女性達も拝むことができます。
皆さん筋肉目線での観戦ですが、普通に考えてあんなにスタイルの良い女性が集まる場所は中々ないと思います。
誰かの応援に行くでもよし、一人で筋肉を研究しに行くでもよし!
とにかくフィットネスブーム到来の予感がする中で、興味を持っていただけたら嬉しく思います。
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