前回よりはじまりました、
ガリガリでお悩みのあなたへ!シリーズ
少し中途半端なところで終わってしまいましたので、今日はサクッと続きを書きたいと思います。
前回の記事をまだご覧になっていない方は先にこちらよりお読みいただければと思います^^ ↓↓
目次
炭水化物(糖質)はエネルギー源!
まず、脂肪がカラダにつくメカニズムを説明する前に、人間活動のエネルギーが作られるメカニズムを説明したいと思います。
私達は炭水化物(糖質)を摂取すると、胃腸で分解・消化され、ブドウ糖(グルコース)として吸収されます。
このブドウ糖が血流に乗って全身に運ばれ、筋肉や脳、各臓器の活動エネルギーとなっていくんですね^^
その際、カギを握っているのが “インスリン” の働きです。
インスリンは微量が血中で常に漂っていますが、食事で炭水化物(糖質)を摂取した際にさらに追加で大量分泌され、一気に上がった血糖値(血中ブドウ糖濃度)を下げる働きをしてくれます。
説明だけだと大変わかりにくいので、時系列で流れを説明をすると、
【食事で炭水化物(糖質)を摂取】
↓
【消化・吸収されたブドウ糖が血中に大量に放出】
↓
【血糖値(血中ブドウ糖濃度)が上昇】
↓
【インスリンが大量分泌】
↓
【インスリンがブドウ糖を処理】
↓
【ブドウ糖がグリコーゲンに変えられる】
↓
【グリコーゲンが肝臓や筋肉に貯蔵される】
この貯蔵されたグリコーゲンが先ほど説明した、人間活動のエネルギーであり、クルマでいうとガゾリンに当たるものです!
この時、肝臓に貯蔵されたグリコーゲンを肝グリコーゲン
筋肉に貯蔵されたグリコーゲンを筋グリコーゲン
と言います。
(そのまんまやん!って感じですが、トレーニーの中ではよく出てくる言葉です 笑)
カラダに脂肪がつくメカニズム
さて、ついに本題です^^
カラダに脂肪がつくメカニズムも先ほどご紹介した “インスリン” の働きが深く関係してきます。
インスリンはブドウ糖(グルコース)を処理し、肝臓、筋肉にグリコーゲンという形で貯蔵するのを助けてくれると説明しました。
その貯蔵されたグリコーゲンがエネルギーとして全て使われるのであれば何も問題はないのですが、ほとんどの場合が使い切れずに余ってしまいます。
余ったブドウ糖(グルコース)は肝臓も筋肉も受け取ってくれないんです…
そこで再度登場するのが “インスリン” さんです 笑
もうこのインスリンさんが大変おせっかいなことをしてしまうんですね〜
『せっかく摂取したエネルギー源を捨てるのはもったいない!』
と言わんばかりに正義感を見せてしまうんです….笑
そして、せっせと運んで行った先が….
そう、“脂肪” の貯蔵庫なんですね^^:
これが脂肪の付くメカニズムになります。
ちなみに、肝グリコーゲンと筋グリコーゲンの貯蔵量は体型、体質にもよりますが、ほぼ同じです。
肝グリコーゲン:約100g (400kcal)
筋グリコーゲン:約250g (1000kcal)
よって、食事でこれ以上の炭水化物(糖質)を摂取してしまうと、消費しない限り、余分な分は脂肪になるということです。
これ、案外少なっ!? と感じるかと思います 笑
まとめ
以上ことを踏まえると、太る(増量する)ためには、
『摂取カロリー > 消費カロリー』
かつ
『摂取カロリーに占める炭水化物(糖質)の割合を増やす』
この2項目が効率よく増量するには欠かせない要因です。
私も実際に増量しようと今までガンガン焼き肉を始め大量の脂質を摂取してきましたが、あまり体重を増やすことはできませんでした。
(脂質はたくさん食べると胃もたれを起こし、ある意味腹持ちが良い食事です 笑)
高炭水化物の食事を心がけることにより、体重を効率よく増やしていけると思います。
特にトレーニーの方は、
・高タンパク質
・高炭水化物
・高強度トレーニング
この3点を心がけることがバルクアップ期には重要だと思います!
この記事へのコメントはありません。