今日は最近ブームになりつつあるフィットネス業界について語ってみようと思います。
なぜこのことについて書こうと思ったのか?
それは、最近、トレーナー同志の意味のない張り合いをよく耳にするからです。
また、パーソナルのサービスを受けようか迷っている駆け出しのトレーニーの方達の悩みを聞く機会も増えている現状で、今後パーソナルトレーナー(ジム)がどうあるべきか、私なりに書いてみたいと思います。
トレーナーという職業について
トレーナーにはどうしたらなれるのでしょうか?
トレーナーになるために専門学校で学ぶ
独学でカラダ作りについて勉強する
自らカラダを鍛える
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方法はたくさんあると思います。
そもそもトレーナーの定義が曖昧すぎて、どんなトレーナーを目指すかによって行動が変わってくると思っています。
ジムのトレーナーでしたら学生アルバイトでも可能ですし、パーソナルトレーナーとして独立して活動するのでしたら、ある程度の知識と実績が必要になってくるでしょう。
もっと細かく言うと、ゴリゴリのマッチョを育成するトレーナーと健康促進を目的とするトレーナー、スポーツ選手のトレーナー等々、ジャンルが様々ですので、それぞれ必要とする知識も変わってきます。
何が言いたいかと言うと、ジャンルごとに指導するコンセプトが違うということです。
また、そのトレーナーに指導を受けるクライアントもそれぞれ目指すべき目標が違うということです。
それを理解せず、どのトレーナーが良い、悪いというのは判断はできないと私は思っています。
多種多様なトレーナーがいて当たり前
一時期大ブームになった “ライザップ” も良い悪いを判断するのはお客さんであって、あなたではありません。
ライザップ = 糖質制限
こんなイメージがあると思います。
この方針を理解して、また興味がある人がそれを受ける。
そして良くも悪くも噂で広まる…
ライザップの方法が嫌いな人は実践しなければいいだけで、頭ごなしに否定することはナンセンスだと私は思います。
無理な糖質制限は私も反対派ですが、実際、短期間で体重を落とし、見た目を変えるには、糖質を制限するのが一番手っ取り早いのは確かです。
短期間で結果を出したい人もいますし、それが正解、不正解かはその人が決めることです。
ライザップで働く人もそれは理解していると思います。
色々な方法があって、それを教えるトレーナーがいる。
ビジネスの世界ですので、共存は難しいです。
ただ、最終的にはどこの世界も “本物” だけが残ると思います。
他人を罵り、小手先だけで成り上がった人はブームが去れば淘汰されるでしょう。
どのパーソナルジムがいいですか?
この質問を度々いただきます。
正直、私はパーソナルジムに通ったことがないのでわかりません。
下手なことも言えません。
ただ、選ぶ基準として、自分が目指す目標とビジョンが一致するところに通うべきだとアドバイスさせていただいています。
私のようにコンテストに出場するのが目的の人はフィットネス人口ではごくわずかです。
多くは痩せたい…少しでも良いからだになりたい…
ほんと些細な変化でも喜びを感じることができる人がほとんどです。
ガチで鍛えている人のまわりには、ガチなメンツが集まります。
そうなると、思考がどんどんと一般的な考えとはかけ離れていきます。
私も、@LINEで問い合わせをいただく度に、ハッとさせられます。
そういう凝り固まった集団を好むのか、大衆的な考えの元、フィットネスを楽しむのか….
自分の理想と相談することが必要です。
少なくとも、どのパーソナルジムがいいか?と質問をしている時点で、ある程度パーソナルジムの噂は知っていることでしょう。
問題なのが、そういった情報もまったくわからない、トレーニングをはじめたばかりの方です。
トレーナーが増えることにより、そういった初心者がどのトレーナーを信じていいのかわからないという現象がおきます。
(実際に私のまわりでも起こっています)
やれあの人にはこう言われた…
あの人は別のことを言ってた…
こんなことザラにあります。
色々と実践してみて勉強になることがほとんどですが、情報がありすぎる現代においては、切実な問題ですよね…
私が理想とするパーソナルトレーナー
私が理想とするパーソナルトレーナーは、相手の立場に立って目標を共有できるトレーナーです。
その人が目指すべき目標と教えるトレーナーとのギャップがあればあるほど、私にとっては理想のトレーナーとは言えないと感じてしまいます。
単純に痩せたいだけの人に、無理な運動をさせるトレーナーを見かけます。
カラダを変えるのにはウェイトトレーニングだ!と決めつけて、決まり決まったウェイトトレーニングをさせてしまうパターンです。
そういうのを見ると、なんだか可哀想に感じてしまいます。
温度差ありすぎなの気づかないのかな?と…
極論、毎日お酒を飲みたいがために、運動をしているという人もいますし、目的は人それぞれです。
それを否定することはほんと意味がないことだと気づかないトレーナーもいます。
間違った “情報” の元トレーニングをするのは無駄な時間となりますが、”考え方” に関しては人それぞれ違うのは当たり前です。
私も経営者として常に考えていることは、
- 1. 頭ごなしに否定しない
- 2. 人の意見を尊重する
- 3. 間違いははっきりと正す
いつも相手目線になって物事を考え、その人が何を考えているのか意図を汲み取る。
その上で明らかに間違っている情報についてははっきりと正す。
たくさんの人と接してきて、これが私の円滑に人間関係を成り立たせる方法でした。
こういう考えの人とは根本的に性格が合いますし、一緒にいて居心地がいいです。
最後に…
今日は批判覚悟で思ったことを書きました。
今日書いた私の意見もあくまで一個人の意見です。
話半分に聞いて貰えると幸いです 笑
フィットネスがブームではなく、文化として根付かせるためには、今後もパーソナルトレーナー(ジム)の存在が欠かせないと思います。
いろんなトレーナーが誕生し、その活躍を見るのも楽しみです^^
私も別の角度から、フィットネスの発展を支援していけるように頑張っていきます^^
同じ志を持った仲間をどんどんと増やしていきたいですね!!
そのためには、私も日々進化しなければ!
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