“一般的に言われている” かっこいいカラダ と “私が目指している” かっこいいカラダ は少し基準が違うように感じます。
かっこいいカラダの定義は人それぞれ違いますが、せっかく鍛えているのであれば、鍛え上げられた “かっこいいカラダ” を目指していくべきではないかと思っています。
今日は私が思う本当の意味での “かっこいいカラダ” の基準を一般的に言われている “かっこいいカラダ”(モテるカラダ) と比較して解説していきたいと思います。
目次
一般的に言われている “かっこいいカラダ” (モテるカラダ) とは
かっこいいカラダ(モテるカラダ) を解説しているサイトを見ると、以下の3つの数値が取り上げられています。
1. BMI は “22” が理想
BMI とは、【Body Mass Index】 の略で、脂肪指数(肥満度) のことです。
下記式で数値を出すことができます。
BMI = 体重 (kg) ÷ (身長 (m) × 身長 (m))
ちなみに、日本肥満学会が出している資料によると、下記が基準になります。
BMI | 肥満度 |
---|---|
18.5未満 | 低体重 |
18.5~25未満 | 普通体重 (BMI 22:標準体重) |
25~30未満 | 肥満(1度) |
30~35未満 | 肥満(2度) |
35~40未満 | 肥満(3度) |
40以上 | 肥満(4度) |
2. WHR は “0.9前後” が理想
WHR とは、【Waist to Hip Rato】 の略で、肥満度指数(ウエストヒップ比)のことです。
下記式で数値を出すことができます。
WHR = ウエスト (cm) ÷ ヒップ (cm)
これは主に上半身肥満なのか、下半身肥満なのかの判別に使用されます。
3. SHR は “1.3前後” が理想
SHR とは、【Shoulder to Hip Ratio】 の略で、上半身の体型バランスのことです。
下記式で数値を出すことができます。
SHR = 肩まわり (cm) ÷ ヒップ (cm)
この値が1.3前後ですと、理想的な逆三角形であるようです。
TOMO の見解
たしかに、上記で説明した一般的に言われている “かっこいい (モテる) カラダ” は、バランスが良いと思います。
実際、男性のマネキンやパリコレのモデルはこの数値に近くなっています。
しかし、見方を変えると、“服を着ているぶんには” かっこいいカラダという解釈もできると思っています。
私は仕事でドメス、インポートのアパレルを取り扱っていますので、そこそこ知識があるのですが、大手のアパレルは基本、昔ながらのテーラード方式として、【ヒップ = チェスト +2】でジャケット、パンツを作っているところがほとんどです。
(もちろん、トレンド等も加味されますが)
例として、
身長:175 cm前後
チェスト:88 cm
ウェスト:73 cm
ヒップ:90 cm
このような体型が服(特にスーツ)をカッコよく着こなす黄金比です。
ちょっと話しが逸れましたが、
よくあるサイトの “かっこいいカラダ(モテるカラダ) ” の基準とは、単純にボディバランスだけであって、“筋量” は一切加味されていないということです。
“SHR” はさておき、”BMI” も “WHR” も肥満体型を測る尺度として使用されているものですので…笑
もちろん、現在、肥満体型の人は一先ずこの数値に近づけていくことが、バランスよく鍛えていくためには必要です。
TOMO の思う “かっこいいカラダ” の基準とは
あくまで、私が理想とする “かっこいいカラダ” ですので、不快に思った方…申しわけございません 汗
体脂肪率
【10 %以内】
ボディメイクを目指している以上、一度は目指すべき領域ではないでしょうか?
増量中の方は仕方ないですが、夏にくっきりと割れたシックスパックを実現するためには、重要な要素です。
BMI
【23 以上】
ここで登場…BMI 笑
重要なことは、あくまで、体脂肪率が10 %以内 ということです。
体脂肪率が20%でBMIが23では意味がありません…
どういう意味かというと、体重に占める筋肉の割合が多いということです。
基本、脂肪を減らしていくと(体脂肪率を下げていくと)体重が減ります。
現状、体脂肪率が 20% でBMI が23 の人が体脂肪率を 10 %以下にすると、BMIは一気に20くらいになってしまいます 笑
筋量が伴っていない状況でカラダを絞ると、BMIも適正ではなくなりますし、見た目も貧相に見えてしまうのです…
私も今年はコンテストボディでBMI 23 を目指していきたいですね!
ちなみに、ベストボディジャパンで入賞等している人は、体脂肪率5%程で BMI が23以上の人がたくさんいます。
スリーサイズ
【チェスト = ヒップ】
先ほど、スーツが一番よく似合う体型をご紹介しましたが、その基本体型からはかけ離れないようにボディメイクしていくのが私のモットーです。
カラダを鍛えたらファッションも似合うよになる!というのは、半分正解で半分ウソだと思っています。
もちろん、筋肉があった方がTシャツ1枚でもサマになりますし、お洒落に見えるのは確かでしょう。
ただ、バランスが崩れていると、一気に格好が悪く見えます。
日本で1.2を争う人気のメンズファッション雑誌に “Safari” というものがあります。
モデルは基本、ガッチリ体型の外人さんがメインです。
その人達がなぜカッコよく見えるのか… それは、先ほど話した、基本的なスリーサイズの黄金比がマッチしているからなんですね。
(もちろんイケメンってのもありますが 笑)
Safari Lounge の HP より引用
基本的に、ベストボディジャパン等のかっこいいカラダコンテストに参加される人達は、【チェスト > ヒップ 】のバランスの方がほとんどだと思います。
私も今、その状態です。
お尻もしっかりと鍛えないとですね! ← 自戒の意味を込めて 笑
ウェストは絞れば (体脂肪率10%以下) 自ずとそれ相応のサイズになると思います。
最後に…
本日は色々と数値を出しましたが….
一番大切なのは、見た目のバランス!
毎日、“カガミ” (鏡) を見る習慣をつけることが、かっこいいカラダへの近道です!
是非皆さんが思う、かっこいいカラダの定義を教えてください〜^^
お待ちしております!
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