減量中に大敵と言ってもいいのが “むくみ(浮腫み)” です。
体脂肪が順調に減ってきているのにも関わらず、カットが中々でない…
カラダが浮腫んでいると、実際の体重よりもボッてりと体脂肪がのっているように見えてしまいます。
浮腫みを解消するだけで、見た目が別人のように変わります。
私は普段、浮腫みに関しては一切気にしていないのですが、コンテストに出場する数週間前からは皮膚感を常に意識するようにしています。
今日はそんな浮腫みについて書いてみたいと思います。
むくみ(浮腫み)とは?
人間のカラダには動脈、静脈という血管とリンパ管が無数に張り巡らされているというのは理科の授業で習ったかと思います。
心臓から送り出された血液は、動脈を通って “栄養” や “酸素” をカラダ全身に運んでくれます。
各細胞に行き渡った栄養が代謝され、その際に排出された “二酸化炭素” や “老廃物” が静脈やリンパ管を通って心臓に戻されます。
いわば、リンパ管は静脈と同じように “下水道” のような機能を果たしています。
むくみ(浮腫み)とは、静脈が詰まったり、リンパ液の流れが悪くなることにより、細胞間に余分な水分が溜まってしまう現象です。
(下水道が詰まって大変なことになっている状況です)
むくみ(浮腫み)の原因と対策
長時間同じ姿勢でいる
普段から立ち仕事をしている方や、デスクワークで椅子に座りっぱなしの人がよくなりがちです。
どちらの人も血流が偏ってしまうからです。
主に下半身の浮腫みがひどくなりますが、カラダの血流が滞っている状態ですので、慢性的に他の部位も浮腫み出す傾向です。
ジムでカラダを動かすだけでなく、普段から空いた時間でストレッチをすると良いでしょう。
塩分(ナトリウム)のとり過ぎ
これは水抜き、塩抜きの記事でも書きましたが、体液は生理食塩水のような物で、浸透圧を一定に保とうとする仕組みになっています。
血中の塩分濃度が高くなればなるほど、水分をカラダに溜め込みやすくなります。
なお、普通に生活していると、厚生労働省が発表している1日の推奨塩分摂取の目安を余裕で超えてしまいます。
(男性8.0g/日未満、女性7.0g/日未満)
※2016年6月現在
普段から浮腫みが気になる人は、ご自身が今食べている食事にどのくらい塩分が含まれているか、一度確認してみるといいと思います。
意外と多いことがわかります。
ちなみに、私がほぼ毎朝食べている “塩鮭” は 1切 で5g程の塩分が入っています 笑
(今日から塩なしに変えました)
唯一、夕飯の胸肉だけが豪華ディナーなので、味付けをしていますが 笑
ナトリウム量は下記サイトに食品ごとに記載されています。
こういった栄養素を参考にする際、注意が必要なのが、“100g中に含まれるナトリウム量” だということです。
調味料などは、間違っても100gは摂取しませんので、量を考えれば摂取しても大丈夫なものもあります。
それよりは、元々塩分の多いメインの食事やおかずを見直す方が得策な場合がほとんどです。
ビタミン、ミネラルの不足
トレーニーの人の中には、タンパク質だけ満たしていればOKと考えている人も少なくないと思います。
利尿作用のあるカリウムをはじめとしたミネラルや、ビタミンB1などが不足すると浮腫みやすくなります。
私は、アナバイト を摂取しています。
筋肥大には欠かせないビタミンB群をはじめ、カリウム等のミネラル、減量時にも嬉しい カルニチンも配合されており、私にとっては欠かせないマルチビタミンです。
冷えや血行不良
カラダを冷やすと血の巡りが悪くなり、血行不良となります。
お風呂では可能な限り湯船に浸かり、血行を促すと浮腫みが改善されてきます。
また、日々トレーニングをしている人は、知らぬ間に筋肉に疲れが溜まり、筋肉が緊張状態となってしまいます。
筋肉が硬直している状態は冷えと同様に血行不良を引き起こします。
日々ストレッチや筋膜リリースを行い、カラダのケアにも十分に気を配る必要があります。
最後に…
今日は浮腫みについて書いてみました。
書いておいてなんですが….私は正直、普段は浮腫みをそれほど気にしていません。
気にするのはコンテストの前だけです。
なぜなら、コンテスト当日以外はパリパリのカラダでいる必要性を感じないからです 笑
美味しい食べ物もたくさん食べたいですし、お酒も飲みたいです。
時にはサプリメントなんて気にせず過ごしたい日もあります。
人生において、オン、オフは非常に大切だと思っています。
だからこそ、コンテスト前は人一倍気をつけて色々なことを調べて実践しています。
その一つに浮腫みをとるための “ある方法” があります。
これはコンテストに出場する人や浮腫みをとりたい人は是非一度体験していただきたいですね!
(即効性がありますので)
明日は私が日頃から行っている即効性のある浮腫み対策について解説したいと思います。
今回のサマスタ東京予選もでその方法でバッチリ浮腫み、水抜きができました。
お楽しみに!
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(自分で言うのもなんですが、ラインでしたら返信は早いです^^)
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