最近、サプリメントについて色々と質問をいただきます。
その中で感じたのことが、”アマゾンを崇拝しすぎている!” ということです。
確かにアマゾンは日本で一番有名なショッピングサイトと言っても過言ではないですが、全ての商品が安くて品質が良いとは限りません。
私自身、日本のアマゾンをはじめ、世界各国のアマゾンを購入者として、また、出品者として利用した経験があります。
その経験を踏まえ、今日はアマゾンのメリット・デメリットを詳しく解説していきたいと思います。
目次
Amazon(アマゾン)とは?
まずはじめに、アマゾンにつてい簡単にご紹介いたします。
Amazon.com, Inc.(アマゾン・ドット・コム、NASDAQ: AMZN)は、アメリカ合衆国・ワシントン州シアトルに本拠を構えるECサイト、Webサービス会社である。インターネット上の商取引の分野で初めて成功した企業の1つである。アレクサ・インターネット、A9.com、Internet Movie Database (IMDb) などを保有している。米国の一部地域においては、ネットスーパー(アマゾンフレッシュ)事業も展開している[8]。 本項では、同社が運営する通販サイトAmazon.comについても説明する。
2014年現在、Amazon.comがアメリカ国外でサイトを運営している国は、イギリス[9]、フランス[10]、ドイツ[11]、カナダ[12]、日本[13]、中国[14]、イタリア[15]、スペイン[16]、ブラジル[17]、インド[18]、メキシコ[19]、オーストラリア[20]、オランダ[21]の13国である。
wikipediaより引用
なんだか難しい用語ばかり並べてありますが、要は、アメリカが本社のECサイト(ショッピングサイト)ということです。
その日本法人の “アマゾンジャパン” から私達はお買い物をしています。
他に有名なところで言うと、楽天やヤフーショッピングなども同じ形態です。
あくまで、自社が販売をしているのではなく、“場所(プラットフォーム)” を提供しているのがアマゾンしかり、楽天、ヤフーショッピングなのです。
後で詳しく説明しますが、“場所を提供しているだけ” というのがミソです。
※正確に言うと、アマゾンや楽天、ヤフーショップも今ではガンガン自社ブランドの展開や販売を行っています。
なぜAmazon(アマゾン)が安いのか?
なぜアマゾンが安いのか?というより、なぜECサイトが安く販売できるのか?というのを説明したいと思います。
まず、アマゾンをはじめとするECサイトが安いのは、実店舗を有しないため、商売で肝となる “販管費” を劇的に抑えることができます。
この販管費ですが、人件費、賃借料、水道光熱費等々… できるだけ少くするかが利益を最大に残すためには重要です。
アマゾンの場合、その中でも日本で一番利用者が多く、知名度が高いのが特徴です。
お客さんが多いとなれば、アマゾンに出店する人も増え、最終的には薄利多売の売上合戦が始まります。
(お客さんにとってはありがたいですが、販売店舗にとっては厳しい状況です)
これは市場経済においては当然の原理です。
単純に物が比べられてしまうネットの世界(アマゾン、楽天、ヤフーショッピング)では、価格でしか価値を見出すことが難しくなってきます。
これらの理由から、ECサイトでは商品が安く販売されています。
それに加えて 【アマゾン = 安い】という固定概念がすでに作られているため、皆さんアマゾンで購入してしまいます。
アマゾンのメリットは他にもたくさん
先ほど、ネットの世界では “価格” でしか価値を見出すことができないという説明をしました。
ただ、他にもアマゾンならではのメリットがたくさんあります。
1. アマゾンプライムが優秀すぎる
これはアマゾンを利用している人は必ず加入した方がいいサービスです。
【年額3,900円】がかかりますが、アマゾンを年間で10回以上利用する人であれば十分に元をとることができるでしょう。
Amazonプライムで受けられる特典は以下になります。
- 1. お急ぎ便が無料
- 2. 荷物の配達日時指定が無料
- 3. 2,000円未満の商品でも送料無料(通常は350円)
- 4. プライムビデオが見放題
- 5. プライムミュージックが聴き放題
その他まだまだ特典はありますが、主な内容は上記になります。
特にアマゾンを選ぶ理由として、 “早く届くから” という人が多いのではないでしょうか?
その恩恵を最大限に受けるためには、このアマゾンプライムサービスは必須です。
例として、私の一番好きなビール(発泡酒ですが 笑)
このように、プライムマークがついている商品に限り、以下のサービスを申し込むことができます。
- お急ぎ便:360円(税込)
- 当日お急ぎ便:514円(税込)
- お届け日指定:360円(税込)
本来なら上記の金額が商品代金に追加でかかってしまうところ、プライム会員でしたら何度でも無料でサービスを受けることが可能です。
最近でも当日お急ぎ便なるものもあり、地域限定ですが、即日配送もしてもらえます。
また、地味に私が助かっているのが、”2,000円未満の発送でも無料” というサービスです。
今までのアマゾンはいくらの商品でも全国どこでも送料無料でした。
(むしろそれが消費者にとって強い付加価値になっていたことは間違いありません)
ただ、2016年4月から2,000円未満の発送は350円かかるようになりました。
これはちょいと消耗品買いの消費者にとってはとても使いにくいルール改定ですよね…
そんな時にアマゾンプライムに加入していれば、2,000円未満でも送料が無料となります。
とにかくアマゾンを今後利用する方なら確実に加入しておくことをオススメいたします ↓↓
2. 購入が超簡単
他のショッピングサイトに比べ、購入が超簡単に済むのが特徴です。
一度購入時に会員情報を登録しておけば、次回以降、3クリックで購入が完了します。
カートに入れる
↓
レジに進む
↓
注文を確定する
この3クリックだけで当日、遅くとも翌日には手元に配達をしてくれます。
(アマゾンプライム会員に限る)
また、アマゾンの特徴は、どの出店者から購入しても、”まとめて決済ができる” という点も時間がかからずに購入できるメリットだと感じます。
楽天やヤフーショッピングでは、カートに購入する商品を入れても、各ショップごとに何度も購入手順を踏まなければいけません。
これはECでの販売者としては致命的なところで、消費者の作業が増えれば増える程、購買率が下がります。(カゴ落ちってやつです)
アマゾンはそこの部分をシステムでカバーした素晴らしい仕組みだといえますね!
3. 30日間返品可能
ネットで購入する際、一番ネックとなるのが “物を実際に見ることができない” という点だと思います。
そこのデメリットを払拭する素晴らしいシステムです。
“30日間であれば自由に返品をする” ことができます。
アマゾンはお客様第一の精神が異常に高いため、多少のクレームでもお客様優先に対応される傾向があります。
カスタマーサービスも神がかっており、何かトラブルがあれば電話一本で解決することがほとんどです。
デメリットを理解しないと、逆に損をすることも
ここまで聞くと、アマゾン最強!!というタイトル通りの状況となります。
あえて私が今回、【実はそんなに安くないアマゾンの実態】と書いたのには、理由があります。
デメリットの部分をよく理解してから購入することにより、アマゾン最強!!ともなりますし、アマゾンの戦略にまんまとハマってしまうという状況にもなってしまいます。
1. プライム商品でないと発送が遅い場合が多い
これが今回一番お伝えしたかった内容かもしれません。
よく話しにでる内容で、
『アマゾンで購入したのですが、まだ届きません。』
こんな会話をすることが多々あります。
皆さん 【アマゾン = すぐに届く】と思っている人が多いですので、届かないことに不安を覚えるようです。
しかもプライム会員なのになんで??と…
先ほどメリットのところでもご紹介したように、アマゾンプライムのサービスを受けられるのは、プライムマークが付いた商品だけです。
海外BCAAでコスパが最高なこちらのBCAA
1kg入っていますので、早々なくなりません。
ただ、それに安心してギリギリまで次のBCAAをストックしないんですよね…
そうするとどうなるか!?
『BCAAがねぇーーーーー!死活問題や!!』 ってな具合になります。
そんな時、すぐに届くアマゾン様を頼りにして注文をする方がいます。
ただ、1日たっても、2日たっても届きません…
それもそのはず、このBCAAはプライム商品ではありませんので、お急ぎ便が適用されません。
減量中のBCAAはめちゃくちゃ大切ですので、ソワソワしますよね 笑
現状、海外サプリメントに関しては、ほとんどの主要商品がプライム適用されていません。
これはアマゾンの出品審査が厳しいからです。
そして、確認していただければわかりますが、ほとんどの海外サプリメントが “海外から直送” という発送方式をとっています。
これがどういうことを意味しているかと言いうと…
アマゾンを通して “海外から購入している” ということです。
配送に時間がかかる理由がおわかりいただけたと思います。
2. 手数料が高い
これは販売者側から見た観点ですが、アマゾンは他のECプラットフォームに比べ、販売手数料が高いのが特徴です。
楽天は出店費用と広告費用が高いですが、手数料だけなら安いです。
一番穴場なのが、知名度の低いヤフーショッピングです。
出店の費用も無料ですし、販売手数料も安いです。
そのため、この3つのサイトを比較すると、実はヤフーショッピングが一番安いということが多々あります。
(サプリメント以外)
問題のアマゾンに関してですが、海外サプリメントのカテゴリーは “15%” もの手数料がとられます。
裏を返すと、“安くしすぎたら赤字になってしまう” ということです。
海外からわざわざ高いアマゾンの手数料を払ってまで販売するということは、直接海外のサイトから購入した方が安い場合がほとんどです。
海外のサイトから購入…英語のハードルがある方もいると思いますが、私が購入しているサイトは完全日本語で購入でき、配送も早いです。(4.5日)
他にも安いサイトがあるのですが、少しだけ英語の難易度が上がったりしますので、iHerbだけで十分かと思います。
※為替変動が商品価格にリニアに反映されない関係上、アマゾンの方が安い場合もありますので、必ず比較するクセをつけると良いでしょう。
同じ商品が何個も出品されていてわかりにくい
たとえばこれは実際に質問があった商品なのですが…
私がいつも愛用している “マルチビタミン&ミネラル” の【ANAVITE(アナバイト)】です。
アマゾンで検索すると2個の商品が出てきます。
タイトルも違いますし、価格も違います。
特に右の方は “アスリート向け” と書かれているため、より高価な別の商品かと思ってしまうのも不思議ではありません。
ただ、この2つ、まったく同じ商品です。
右の方が良い商品かも?と思って買ってしまうと、とてももったいない事態になります。
はじめにも書きましたが、アマゾンは販売の “場所(プラットフォーム)” を提供しているだけです。
よって、出店者が自由に出品ページを作成することが可能です。
少しでも自社の独自性を出そうと、同じ商品にも関わらず、何個も販売ページがあるという状況をよく目にします。
覚えておいていただきたいのが、アマゾンが販売しているのではなく、アマゾンに出店したお店が販売しているとうことです。
これはアマゾンの販売から発送までの一貫した流通システムがもたらした弊害とでも言えると思います。
形態は楽天、ヤフーショッピングと同じでも、勘違いする人が多いのはこのためです。
アマゾンで購入するとオススメな商品
ずばり、アマゾンで購入するとオススメな商品は…
“プライム商品でかつ低単価なもの” です。
※単価の高い商品は販売手数料が高くつくため、他のECサイトの方が安い場合がほとんどです
実際に買いに行くのは面倒くさいけど、早く欲しい…
楽天やヤフーショッピングだと送料がかかるし…
そんな時にはサクッと3クリックで注文できるアマゾンが非常に便利です。
私もそういった場面でいつも利用しています。
トレーニング関連で言うと、
こういった一つは持っておきたい家でできる筋トレグッズや、
本気でトレーニングする人にとっては必須のギアなどは、比較的アマゾンでもお得に買える傾向です。
目安としては、5,000円を超える場合、他のサイトとの比較の余地が出てくるイメージです。
最後に…
今日はアマゾンに対して誤解をしている人が多いので、詳しく解説してみました。
決してアマゾンが高い!ということをお伝えしたいのではなく、うまくアマゾンを活用すれば最強だよーということをお伝えしたかったのです。
サプリメントは iHerb
トレーニングギアは アマゾン
お得にお買い物を楽しみましょう^^
※ちなみに、私が今トレーニング中にメインで飲んでいる BCAAの エクステンド ですが、7月28日(木)午前2時まで20%オフで購入可能です!
ほんと残り数時間 笑
SCIVATION(サイベーション)社 【XTEND(エクステンド)】BCAAs を1ヶ月使用したのでレビューをしてみる
飲んでいる方も多いBCAAだと思いますので、この機会をお見逃しなく!!
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